剣青総太

栽培しやすいイオウ病抵抗性品種

1.イオウ病抵抗性の青首総太り品種である。
2.抽根部は10cm程度で、肌は純白で光沢があり美しい。
3.側根(ひげ根)が少なく、洗浄しやすい。
4.根長は35~40cm、根径8cm程度で良く揃う。

栽培のポイント

圃場整地
・良質なダイコンを安定して作るには、排水・保水力のある肥沃な場所を選ぶ。また連作による土壌障害や土壌病害の防除を徹底し、肌の良い秀品を作るようにする。
・土壌消毒をする際はガス抜きを十分してから出来る限り深耕する。
・元肥や保温資材も早めに準備し肥料ヤケ、温度や水分不足による初期の生育不良に注意する。
畝立と栽植距離
特にハウス・トンネル栽培で高畝の効果が発揮される。栽植距離は作型によって変化させるが春のハウス・トンネルではホーリーシートのNo.3427かNo.3430また高冷地の夏どりや3~4月播きのマルチ栽培ではNo.9230、No.9227等を使用する。平坦地の夏~初秋播きでも密植栽培で多収が期待される。
施肥
初、夏、秋播きの各作型によって生育日数は変わるが元肥中心にし初期生育の促進を図る。10a当たりの標準的な成分量はN15kg、P25kg、K15kgですが高冷地の夏どりでは最近特に黒芯の問題が多く、元肥重点で生育期間を短縮し収穫を早めるような管理が必要。
収穫
適期播種での生育日数は55日前後。ス入りは遅いが出荷をむやみに延ばすとスが入る場合があるので適期収穫する。
根毛の発生少なく、肌も光沢のある純白で市場性は抜群。また収穫後の洗浄、調整作業も楽な品種。

作型別の注意点
・ハウス栽培
ダイコンの生育適期は22~24℃で、むやみな早播きは避ける。保温にはパイプハウス・カーテン・トンネル・マルチ等を使い、所期の保水に努める。
・トンネル栽培
ハウス栽培に準じて本葉6枚目までは保温に努める。3~4月播きでは高温障害の発生もあり25℃を限定に換気するか、ユーラックのカンキフィルムを使用する。
・夏どり栽培
高温期のため白黒ダブルマルチを使用し地温を下げ生育促進を図り、またウイルス病発生源であるアブラムシの防除に効果が大きい。
・秋どり栽培
高温、乾燥機の8月~9月上旬播きでは根の空洞、肌のテリ不足が起こることがある。播種するとき踏圧して土壌水分を保持する。
・冬どり栽培
平坦地の9月中旬播き、暖地の10月播きの冬どり等の作型で収穫期に強い霜等の凍害を受けた場合気温が上昇してから収穫する。

特性-1

根形・・・・・・総太型
首色・・・・・・鮮緑
根長・・・・・・37cm
根経・・・・・・8cm

特性-2

耐寒性・・・・・普通
晩ス性・・・・・優れる

生育日数

60~65日

作型図
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