みそら

食味抜群! 品質最高、甘熟トマト

1.中葉で草勢は中強、着果性が安定していて作りやすい。
2.果実の肥大性に優れ、L玉中心に良く揃う果重型品種。
3.果実は豊扁円形で鮮明な濃桃色、心室数8前後で空洞果がでにくい。
果肉は厚く、肉質は硬い。甘味と酸味のバランスのとれたよい食味。裂果しにくい。
4.トマトモザイクウィルス(Tm-1)、萎凋病レース1およびレース2、半身萎凋病に耐病性強。ネコブセンチュウに耐病性中程度。
5.適作型はハウス抑制栽培、越冬栽培、半促成栽培やハウス早熟、雨よけ栽培。

栽培のポイント

1.育苗
育苗は極端な管理は行わず、素直な苗仕立てを心掛ける。鉢上げは10.5cm以上のポットを使用する。苗ずらしは遅れないように行うこと。育苗時にTMV等が感染しないよう苗床での防除を徹底する。接木栽培を行う際はTm1品種用の台木を使用する。苗の定植適期は各作型における「適熟苗」(抑制・越冬栽培では定植後14~21日、半促成・早熟栽培では定植後7~14日で第1段花房が咲き始めるステージの苗)定植を基本とする。
2.圃場準備
堆肥は植物質の多い質の確かなものを十分量投入する。元肥量は窒素成分で10kg/10aを目安に、作型や地力・前作肥料の残効を考慮して施用する。緩効性肥料や有機質肥料をうまく活用し、じわじわと肥効が続くように設計されたい。潅水は数回に分けて十分に行い、マルチ前に少し表面を乾かす。定植時に表面から地価に向かって水分の勾配がついているような状態が理想的である。
3.定植後の管理
定植後第1花房開花までは出来る限り潅水を控え、株元潅水も必要最小限に止める。第3花房開花までは、花房当たり3~4果の着果数でもっていくようにする。
第3花房開花頃より、草勢をみながら潅水・追肥を始める。潅水は1回の量は少なく、回数をかけるようにする。潅水に液肥を混用すると、肥効が確実でムラも出にくく省力的である。追肥料は10~20日間隔で窒素成分1~2kg/10aを施用の目安とするが、必ず土壌条件や元肥の量・種類を考慮して施用する。またカリ成分(窒素成分の6~8割程度が目安)の補給にも留意する。カルシウム・ホウ素の欠乏症は少ない方であるが、これらの常発圃場では、尻腐れ対策も含めてカルシウムを補給できる葉面散布剤を利用できる。
葉カビ病に対しては一応の耐性を持っているが、着果負担のかかっている条件では耐病性の発現が鈍るため、予防を基本とした防除を徹底されたい。

おすすめポイント

栽培適応性が広く作り易い。草勢はやや強い。着果性が安定し、果実肥大性が優れる。

特性

草勢  :強
果重  :230-250g
花数  :5-6
果色  :濃桃
果形  :豊扁円
裂果  :少

適応作型

夏秋
抑制
促成
半促成

作型図
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